フライヤー 業務用 選び方

揚げ物は、多くの飲食店で定番かつ人気の高いメニューです。
唐揚げ、天ぷら、フライドポテトなどは提供頻度が高く、調理効率と味の安定性が求められます。

そんな揚げ物の「おいしさ」と「スピード」を支えているのが、業務用フライヤーです。

しかし、フライヤーの機種選びを誤ると、油の消費が増えてランニングコストがかさむだけでなく、提供スピードの低下や作業効率の悪化にもつながります。
フライヤーは一度導入すると簡単に買い替えられないため、店舗規模やメニューに合わない機種を選ぶと後悔につながるケースも少なくありません。

そこで今回は、飲食店オーナー様が失敗しないための
「業務用フライヤーの選び方」と「清掃・管理のポイント」を分かりやすく解説します。

フライヤーは「ガス式」or「電気式」?

メリット デメリット

業務用フライヤーには大きく分けて「ガス式」と「電気式」があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、厨房環境や業態に合わせて適したタイプを選ぶことが重要です。

ガス式フライヤー

メリット

  • 火力が強く、油温の立ち上がりが早い
  • 冷凍食品や厚みのある食材もカラッと揚がる
  • 連続使用に強く、温度が安定しやすい
  • 電気式に比べ、光熱費が抑えられる傾向

デメリット

  • 火を使うため火災リスクがある
  • 厨房の温度が上がりやすい
  • 都市ガス配管やLPガスボンベの管理が必要

電気式フライヤー

メリット

  • 温度管理がしやすく、ムラなくきれいに揚がる
  • 厨房が暑くなりにくい
  • 狭いスペースや火気厳禁の物件でも使用可能
  • 火を使わず安全で、初心者にも扱いやすい

デメリット

  • 火力はやや控えめで、油温の回復が遅いことも
  • 大容量モデルでは三相200V電源が必要
  • 本体価格がガス式より高めの傾向

メニューと客数に合わせた容量を選ぶ

フライヤーの「油量(L)」は、一度に揚げられる量=調理能力に直結します。
メニュー構成やピーク時の提供数を想定し、最適なサイズを選びましょう。

タイプ容量の目安特徴・おすすめ店舗
卓上タイプ約10L少量調理向け。狭い厨房や居酒屋の一品料理など
スタンダードタイプ13~18L定食屋やランチ営業のある中規模店舗向け
大容量タイプ20L以上唐揚げ専門店、テイクアウト対応の多い店舗向け

※ テイクアウトやデリバリーを行う店舗は、想定よりワンサイズ大きめを選ぶと安心です。

油をまるごと使える設計であれば、計量の手間が省けて作業効率も向上します。

「食材」に合わせた構造もチェック!

メニューによって、適したフライヤーの構造は異なります。
代表的な食材と、向いている構造の一例をご紹介します。

食材例推奨構造理由
唐揚げ・天ぷら(大きめ)深めの槽油にしっかり浸かり、ムラなく揚がる
ポテト・カツ(薄め)浅め+広めのバスケット食材が広がりやすく、取り出しやすい

便利な機能付きタイプ

  • 冷ゾーン付きモデル:油カスが焦げにくく、油の劣化を軽減
  • 濾過機能付きモデル:油をろ過し、ランニングコスト削減に貢献

これらの機能は、油の消費量削減や火災予防にもつながり、長期的なコスト差として表れます。

フライヤー清掃&管理の5つのポイント

「掃除は美味しさへの投資」
味の安定、火災予防、機器の長寿命化のためにも、日々のメンテナンスは欠かせません。

No項目作業内容ポイント
1油の管理と交換毎日の油濾過、色・匂いチェック油は味の決め手。カス取りも忘れずに
2フライヤー内部清掃油を抜き、焦げ・カスを除去焦げ付き防止で安全性アップ
3バスケット洗浄洗剤で洗浄し、しっかり乾燥衛生維持と臭い移り防止
4外装・操作部清掃中性洗剤で拭き取り故障リスクを減らす日常ケア
5定期メンテナンスプロによる分解清掃・点検長寿命とトラブル予防

まとめ|導入に迷ったら厨房市場へ

業務用フライヤーは、店舗の調理効率や揚げ物の品質に直結する重要な厨房機器です。
油量・火力・構造・清掃性など、多角的な視点でお店に合った1台を選ぶことが失敗しないポイントです。

新品だけでなく、中古フライヤーを含めて検討することで、
初期コストを抑えた導入も可能になります。

厨房市場では、フライヤーの新品・中古を取り扱い、
メニュー内容や厨房レイアウトに応じたご提案から、設置・アフターサポートまでワンストップで対応しています。

フライヤーの選定や買い替え、導入でお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。