修理・改造された製品に関する重要なお知らせ(注意喚起)

一部のゆで麺器では、「余熱タンク」の出湯口が“元止め式”の開放構造となっており、各メーカーが出荷時の状態であれば、安全にご使用いただける設計となっております。

しかしながら、出湯口の修理や改造が施されている場合、重大な事故につながる可能性があります。

お手元の製品について、以下の点をご確認いただき、該当する修理・改造が行われている製品は絶対に使用しないでください。

【事故事例】

出湯口を改造したゆで麺器を使用した結果、爆発が発生し、コンロや背面が変形する事故が起きています。

【改造の見分け方】

■ 正常な出湯口の構造

  • 余熱タンクからの出湯口が「元止め式」であることを確認してください。
  • 「元止め式」とは、タンク側で水流を止める構造です。

■ 改造された危険な構造

  • 「先止め式」(ハンドル付き蛇口タイプ)の出湯口は、絶対に使用しないでください。
  • 先止め式では、密閉状態となり爆発のリスクが高まります。

【動作確認の方法】

以下の確認を行い、正常な動作をしているかご確認ください:

  1. 本体の給水栓をひねったときに、
      → 出湯口から最初に水が出て、使用中はお湯が出るか確認する。
      → この状態であれば、正常な構造です。

※余熱タンクは構造上、カルキなどで密閉されることはありません。

【修理・部品交換に関するご注意】

  • 最近出湯口の交換や修理をされた場合は、必ず正規の部品が使用されているかご確認ください。
  • ハンドル付きの「先止め式」に交換されていた場合は、直ちに使用を中止し、正規部品に交換してください。

【再度のお願い】

  • 経年劣化により、余熱タンク部や出湯口に不具合が生じた場合は、必ず各メーカーの営業所または弊社へご相談ください。
  • 修理の際は、必ず正規部品を使用してください。
  • 市販部品の流用や改造は、重大事故の原因となります。絶対に行わないでください。

※ご購入製品のメーカー公式サイトもあわせてご確認いただくことをおすすめいたします。

※本ページの内容は、タニコー株式会社より公開されている注意喚起情報をもとに掲載しています。